介護ベッドの移動は、高重量による怪我の心配もありますが、他にも家の壁が心配といった不安もあるものです。介護ベッドを移動する際に気を付けるべきはやはり、腰などを痛める怪我と建具や家具を傷付けてしまうなどの問題です。

破損、故障、ケガ．．．介護ベッドの移動には危険が伴う

介護ベッドは50kgを超えることが普通にありますから、結論からいえばプロにお任せするのが正解となります。プロにお任せすれば、作業中の注意点や養生も万全ですし、分解・組立も全て任せられるので安心です。

分解したはいいものの組立ができなくなった、移動中に気を付けていたのに、後で壁に傷が付いていることに気が付いたといった不安がなくなります。

介護ベッドは、移動するだけでも複数人が必要ですし、何より事前の準備がいくつも必要になります。分解・組立をするなら手順をしっかり確認したり記録することになり、部品を壊さない為に作業の1つ1つにも神経を使います。

また、介護ベッドは分解しても高重量な部品があるので、その扱いにも細心の注意を払う必要があるでしょう。搬入を伴う移動や組立は、室内における移動以上に神経を使いますし、壁だけでなく玄関や部屋のドアも傷付けないようにする養生が不可欠となります。

家の中を無理に通そうとせず場合によっては外から吊り上げも

介護ベッドが玄関に入らない、通路や階段を通れないとなれば、吊り作業の必要性が一気に高まります。吊り作業は建物の外から2階、3階まで吊り上げて窓などから搬入する方法です。つまり、外壁やベランダ、窓に傷を付けないように気を付ける必要性が出てきます。

このように、介護ベッドは玄関から搬入するにしても、外から吊り上げて窓から搬入するにしても難易度が高いことが分かります。搬入や移動が1階で、移動距離が短ければ玄関から搬入する方法が使えますし、万が一玄関が駄目でも窓からいける可能性があります。

しかし1階の窓からの搬入ですら非常に神経を使いますから、難易度の高さは依然として高いままですし、プロにお任せした方が良いことには変わりないです。プロにお任せすべき理由には、高重量でも腰を痛めたり家の壁を傷付ける心配がないこと、分解・組立も安心して任せられることが挙げられます。

もし自分で分解・組立をして失敗すれば、最悪メーカーの保証が無効になってしまいます。これはかなり痛いですし、リスクとしては非常に大きいですから、メーカーの保証がなくならない方法で確実に移動する必要があります。

プロにお任せした方が良いのはこういう理由もあるので、やはり高重量の介護ベッドの移動が難しいと感じたら、悩むよりも相談をおすすめします。