電動タイプのベッドを移動させるときには、最後までプロに任せることを忘れないでください。分解だけやってもらおうと考えるかもしれませんが、再組立ての際にも危険があることを理解しておくべきです。簡単にできる作業ではないので、プロに依頼することの大切さを理解しておきましょう。

電動ベッドは正しく組み立てないと故障に繋がる危険性あり

そもそも、電動タイプのベッドには精密機械が搭載されています。精密機械はちょっとしたダメージが命取りとなってしまうものなので、素人の間違った扱いで故障に繋がることは多いです。

電動ベッドの場合は電源が入らない、本来ならできる操作ができない、挙動がおかしいなどの問題に繋がる可能性が高くなります。組立は分解の反対の手順だから、プロの作業を見ておけば問題なくできそうだと思うかもしれません。

けれども、反対の手順で進めていても取り扱いが乱雑でダメージを与えてしまったり、間違いに気づかず再組立てを進めて部品を傷めたりする恐れもあります。間違ったとしても分解してやり直せば良いと考える人もいますが、違うパーツを取りつけたことで部品が傷んでいればリカバリーできない可能性が高いです。

自分たちで作業する場合はケガにも気を付けて

電動ベッドを壊してしまう危険性だけでなく、作業者がケガをするリスクもあることを理解しておかないといけません。分解済みの電動ベッドであったとしても、1つ1つの部品はそれなりの重さがあります。

もともと高重量なものであるため当たり前のことなのですが、分解後であれば軽いので問題なく持ち上げられる、組立て作業が進められると勘違いする人も多いです。想定よりも重い部品で取り回しが悪く、作業の際に足の上などに落として大ケガをする恐れもあります。

落とした場合だけでなく、複雑な構造の機械に指を挟んでケガをする恐れもあり、再組立て作業は危険です。

リスクが伴うことを理解したうえで業者へ依頼するか検討を

プロに依頼する場合は故障やケガのリスクを心配しなくて良くなります。待っているだけで分解や移動、組立てなどの作業を全て終わらせてもらうことができるので、依頼者が大変な思いをすることは一切ありません。

費用を抑えたいなどの理由から、部分的にでも自分で実施することを検討するかもしれないですが、失敗したときのことを考えるとリスクが高いです。故障による修理や買い替えの費用、ケガを治すための治療費のほうが高くついてもおかしくないと言えます。

電動タイプのベッドは分解のときだけでなく、再組立ての際にも危険があることを覚えておき、最初から最後までプロに任せられるようにしておきましょう。