引越しなどをきっかけに介護モーターベッドの移動が必要になることもあります。購入時は専門業者に運び入れてもらったり組み立ててもらったりするケースが多いですが、移動のときは引越し業者に任せてしまえば良いと考える人も多いです。

もちろん、介護モーターベッドの移動にも対応してくれるような引越し業者もあります。しかしながら、安全かつスムーズな移動を実現するためにも専門業者に依頼したほうが良いと理解しておきましょう。

介護モーターベッドを移動させるには分解と組立が必要

介護モーターベッドを移動させるときには一般的に分解と再組立という作業が必要になります。こちらは下部に電動モーターがついているベッドであるため、大人の男性2人でも持ち上げることが困難です。

有名かつ人気が高いフランスベッドでもこういった構造が採用されており、基本的にそのまま運ぶことは難しいと理解しておかなければなりません。分解と再組立を行う必要がある場合、専門業者に任せなければトラブルが発生する可能性が高くなります。

たとえ、分解方法と組立方法に関する説明書を持っていたとしても、確実に実施できるとは限りません。引越し業者に任せたけれど上手くいかなかった、通常のベッドと違った特殊な作業が必要で追加料金を取られてしまったというトラブルに至ることもあれば、高額な介護モーターベッドが壊されてしまったという問題が発生するリスクもあります。

初めから専門業者に依頼しておくのであれば、分解や再組立に対してスムーズかつ確実な対応を期待することが可能です。専門的な技術や知識を持ったスタッフが対応してくれるため、不安に感じることなく移動を依頼することができるでしょう。

対応できない引越し業者もあるため事前に確認が必須

フランスベッドのような大手メーカーでも移動の作業を引き受けているため、業者探しに困ってしまうことはないと言えます。利用する業者ごとに対応しているベッドの種類やメーカーが違っているので、その点には注意が必要ですが、引越しなどの際に頼ることができる専門業者が存在していることを知っておくと良いでしょう。

費用を抑えたいなどの理由から、介護モーターベッドの移動まで引越し業者に任せようとする人は多いです。ですが、思わぬトラブルを招きかねないことから専門サービスを利用したほうが良いと言えます。

介護モーターベッドは専門業者に移動を任せるほうが安心であること、トラブルが起こりづらいことを理解し、最適な方法で移動させられるようにしておくと良いでしょう。