搬入が難しい介護ベッドの移動方法
介護ベッドは特殊寝台とも言われており、様々なタイプがあります。一般的に電動式であることが多く、電動式なため標準的なベッドに比べると重量も大きくなっています。
またサイズも寝る部分は通常のベッドと同じくらいのシングルサイズですが、様々な部品や頑丈な造りになっていることから外径は大きく、ある程度の高さも必要となります。このようなことから介護ベッドは広い間取りが必要であり、さらに畳であるとベッドの重みでへこんでしまい跡がついてしまうので、フローリングで使用するようになります。
電気の配線があるため正しく組み立てないと故障の原因にも
レンタルもしくは購入した介護ベッドは、一度組立てると解体したり分解したりするのが困難です。これは介護ベッドの場合一つ一つの部品が大変重く、さらに複雑な構造をしているからであり、ベッドの下部分には電気の配線もあります。
間違えて配線をしてしまった場合はベッドが動かなくなるなどの不具合が生じ、後から直すが難しくなることも多いです。そのため介護ベッドを搬入し、さらに移動を検討している場合は専門業者に依頼をした方が良いでしょう。
専門業者は移動の際には部屋の寸法をしっかりと測り、どこに設置をしたら良いのかをアドバイスしてくれます。また無理やり解体をせずにそのまま搬入して移動してもらうこともでき、2階から1階へおろす場合も階段を使用することはほぼありません。
外から移動をするような手段を取ることが多く、家そのものも傷つけずに済みます。1階の場合はその場で組み立てを行うので、事前にどの場所にするかを検討してもらうこともできます。
安全に使用するためには専門業者へ依頼するのが安心
介護ベッドは重量があることから一度設置してしまうとなかなか動かすのは難しいです。そのため最初にどこに配置するのかをしっかりと検討するのが大切であり、介護のしやすい場所、フローリングなど家が傷つかない場所に置かなくてはなりません。
特殊な家具であるため簡単に分解をすることはできず、分解したとしても元のように組み立てられるとは限りませんし、組み立てたとしても安全に使用できるかは誰も保証してくれないのが現状です。介護ベッドは搬入が難しく、数人の大人でやっと運べる重さであるので、移動する場合は専門業者に依頼をし、安全な方法で運んでもらうと良いでしょう。
介護はベッドを組み立てている間も待ってはくれません。できるだけ早期に、そして安全に使用できる状態にしてもらうためにも専門業者に搬入や移動をしてもらうようにします。