エレベーターに入らない介護ベッドの搬入方法
ベッドを購入するにあたり、自分の家に搬入できるのかわからないと迷った経験がある人は多いかもしれません。複雑なイメージを持たれがちかもしれませんが、事前にいくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
ベッドといってもその中でも介護ベッドとなると、電動で寝ている人を起き上がらせることができるなど、様々な機能を持ち合わせています。これらは全て電気で動いていることから、かなりの重さになることも予想されるでしょう。
介護ベッドは一般的に分解することができるので、分解して運び込んだ後に組立てることも十分に可能です。しかし分解には知識が必要であり、素人が分解した場合には、組み立てる段階でわからなくなってしまったり、故障につながる可能性も考えられます。
このようなことから、プロに依頼することも1つの手段であることを覚えておきましょう。
介護ベッドを移動させるなら事前に搬入経路をチェック
まず最初に行いたい事は搬入経路のチェックです。部屋が2回以上でありエレベーターを使うのであれば、最初にエレベーターのサイズをチェックすることが大切です。
このときのポイントになるものが扉の高さとエレベーターの奥行きです。高さが10分であればそのまま搬入でき、高さが足りなくても奥行きより小さければ大丈夫です。
同じように階段や曲角などもサイズをチェックしておくことが大切です。そして玄関からベッドを置く部屋までのサイズも確認しましょう。
玄関まではポストやドアノブなどもあるため、注意してサイズを測ります。ポストやドアノブなどが引っかかりせっかく購入したベッドが入らないと言うことがあってはなりません。扉を全開にしてサイズを測り、階段に手すりがあれば手すりの内側を測りましょう。
組立・分解に自信がなければ業者に依頼するのが安心
介護ベッドの場合には部材が梱包された状態で届くことから、1番大きなものが搬入できれば問題ないでしょう。部屋に搬入した上で梱包を開けて組み立てることになります。
しかしいちど組み立てた介護ベッドは解体することが難しいです。このような場合には安心の業者を探しましょう。介護ベッドの実績が豊富な業者も多く、このようなところに依頼すれば安全に分解をして、搬入した後にしっかりと組み立てを行ってもらえます。
万が一の故障の際の保障が充実しているところもあるため、このようなところに依頼すれば値段の高い介護ベッドでも、安心して依頼することができるでしょう。場合によってはクレーンなどを用いて釣り上げることになりますが、クレーンで吊り上げて2階の窓から搬入することがほとんどです。