引越し業者は何でも運んでくれるイメージがあるかもしれません。確かに、一般家庭にある家電や日用品の多くを運んでもらえるサービスだと言えます。

しかしながら、引越し業者が嫌がるものも存在しており、その1つには介護ベッドをあげることが出来るでしょう。実は介護ベッドは受け付けていないというサービスもあるほどです。

介護ベッドを含めた引越しを検討しているのであれば、何故引越し業者がこれの移動を嫌がるのか知っておくと良いでしょう。

介護ベッドの運搬を引越し業者が嫌がる理由

まず、一般的なベッドよりも介護ベッドのほうが重いことが理由としてあげられます。製品ごとに重量に違いはありますが、重いものでは大人の男性2人でも運べないほどの重量であることを知っておかないといけません。

人数を増やせば持ち上げられるものであったとしても、他の家具や家電と比較して重いことが多く、大変さを理由に嫌がられてしまうことがあります。また、重いと作業するスタッフが大変であるだけでなく、トラブルが発生するリスクも向上するでしょう。

落下させて破損や怪我などが起こらないとも言い切れないため、かなり重量のあることが多い介護ベッドの移動や嫌がられる傾向にあります。

解体や組立てが必要になることも嫌がられる理由です。普通のベッドでもこれらの作業が必要であることが多いですが、介護ベッドの場合は仕組みが特別なものとなっています。

数多くのベッドの解体や組立てを行ってきたスタッフであったとしても、このタイプのベッドのやり方は分からないというケースも多いです。説明書を見ながら行ったり、実物を見て構造を分析しながら作業を進めたりすることも不可能ではありませんが、時間がかかってしまいますし、万が一間違った方法で解体や組立てを行うと危険だと言えます。

多くのリスクが孕んでいるため、難しい解体や組立てが必要な介護ベッドの移動は請け負いたくないという引越し業者が多いです。

介護ベッドの移動はどこに任せるのがいいのか

引越し業者に依頼することが出来ないのであれば、どこに任せれば良いのだろうと疑問に思う人もいるでしょう。実は介護ベッドの移動に特化した専門業者が存在しています。

こうした業者は介護ベッドの移動を前提としてサービスを提供しているため、依頼した際に嫌がられることもなければトラブルが起こる可能性も低くすることが可能です。引越し業者に頼もうと考えてしまう人が多いのですが、専門業者があることを知り、移動の際にはこちらを利用するようにしてください。