吊り作業するなら業者選びは慎重に

介護ベッドを移動したい、しかし大きい上に運搬経路を確保できないといった状況は発生します。

引越しで介護ベッドを移動しなくてはいけない、しかし階段を通らないというようなケースの場合は、ベランダから吊り作業が現実的な選択肢となります。

ベランダから吊り作業は、文字通り窓から介護ベッドを搬出して地上に下ろすものです。

これは専門知識と設備、技術を持つ人材がなければ実現しない高度な作業ですから、信頼できる業者を探して相談することをおすすめします。

近年は、引越し会社でもベランダから吊り作業を行っているところが少なくないので、介護ベッドが階段を通らない場合などに相談してみるのが良いでしょう。

ちなみに自力でできるかどうかについては、必要なものが揃っていれば不可能ではないものの、経験がなければ全くおすすめできないです。
理由はやはり細心の注意を払う必要があることに加えて、気を緩めると介護ベッドの落下とそれによる破損、また怪我をする恐れがあるからです。

未経験でいきなりベランダから吊り作業となれば、緊張状態が高まって作業に余裕がなくなりますから、余計にミスや事故が発生する可能性が高まります。

引越しで介護ベッドを移動するならば業者に

引越しで介護ベッドを移動するのであれば、素直に介護ベッドの扱いに慣れている業者に任せるのが正解です。
経験豊富なプロの仕事は見ていて安心ですし、ベランダから吊り作業がまるで引越しにおけるイベントのように楽しめるでしょう。

まずは階段の幅を測って、介護ベッドの幅と比較して階段を通るか、あるいは階段を通らないか確認するのが先決です。

その上で自力で引越しで介護ベッドを移動するのが困難と判断した場合は、吊り作業ができる業者の選定となります。
業者選びのポイントは、介護ベッドの扱いに慣れているかどうか、料金体系に加えて出張エリア内かどうかです。

介護ベッドは一般的なベッドよりも大きくて重たいので、市販のベッドの扱いに慣れていても油断禁物です。
料金体系は作業内容によって決まるものですが、具体的にいくらくらい掛かるか、内訳が事前に分かる業者の選択が望ましいです。

勿論、見積もりは無料で出張も快く応じている業者が相談しやすいでしょう。

出張エリアから外れている場合でも、ダメ元で相談すれば対応してもらえることがありますから、出張エリア外であっても多少外れている程度なら相談してみるのがおすすめです。

見積もりを依頼するにしても出張してもらうにしても、相談しやすくて何でも気兼ねなく尋ねられることが大切で、疑問を解消してから依頼できる相手を選ぶべきだと思われます。