中古の介護ベッドを購入しても大丈夫?
中古の介護ベッドを新品と同じような感覚で購入するのは危険です。状態をしっかり見極めないと快適なライフスタイルを送ることができません。介護が必要な人は一人で立ち上がるのが困難であったり、寝返りを打つのが大変なケースもあります。立ち上がる動作や起き上がる動作を補助するためには介護用のベッドの存在が欠かせません。
ベッドは1日の中で最も長く過ごす可能性がある場所です。使い心地はもちろんですが、機能性や耐久性も考慮しないと後で後悔してしまいます。
価格だけで選ぶのは要注意
価格が安いのは嬉しいことですが、本来の役割を果たせない状態のものを購入しても意味はありません。価格だけに注目するのではなく、動作チェックをしてみたり、保証が付いているものを購入した方が失敗が減ります。
介護用のベッドは操作方法が難しいこともあるので、取扱説明書があった方が良いです。取扱説明書があると操作をスムーズに行えますし、機械の操作に疎い人でも問題ありません。介護用のベッドは通常のベッドと違い、様々な機能がついています。
新品であれば問題なく稼動してくれると思いますが、中古品になるとメンテナンスや使い方の差によって当たりはずれが発生します。定期的にメンテナンスをしているものであれば、新品時の状態を維持できている可能性が高いですが、メンテナンスをせずに使い続けていたものを購入してしまうと購入後すぐに故障することもあり得ます。
雑に使われていたものも同様で、部分的に耐久性が低下していたり、壊れやすくなっていることもあります。逆に定期的にメンテナンスをして丁寧に使われていたものはまだまだ現役で活躍することができますし、コストパフォーマンス的にも優れています。
介護ベッドの購入費用を助成する公的制度も
中古の介護ベッドは補助金を利用すると自己負担額を減らすことができます。
特定福祉用具の場合は条件を満たせば1割負担で購入することが可能です。介護ベッドが自宅にあると普段通りの生活ができますし、老人ホームに入居しなくてもOKです。老人ホームに入居するほどではないが、自分一人で生活するのは難しい場合は介護ベッドが大活躍します。
生活の質を下げずに毎日を送ることができれば家族の笑顔も増えますし、家族との関係性を悪化させることもありません。中古の介護ベッドの場合は納期のチェックも必要です。受注生産するベッドの場合は手元に届くまで1ヶ月以上かかることもありますが、中古であれば注文後すぐに発送してもらうことが可能です。