介護ベッドは重量のある精密機器!移動は専門業者に依頼を
介護者が自宅にいる場合には、介護ベッドが必要になるでしょう。ベッドの移動や配送を自分で行おうと思う人もいるかもしれません。
確かに自分でもできるかもしれませんが、このような場合には運ぶ前に様々なチェックをする必要があるでしょう。
介護ベッドを設置する部屋の広さ、入口の幅を確認
その一つに挙げられることはベッドを入れる部屋の広さを確認することが挙げられます。普通のベッドであれば四畳半から六畳ぐらいのスペースがあれば十分です。生活スペースは狭くなってしまうかもしれませんが、それほど支障がないからです。
とはいえ介護ベッドとなれば話が別になります。基本的には車椅子などにのせかえなければならず、ある程度部屋のスペースは必要です。
あまり狭いところで車椅子に乗った場合には、物にぶつかるなどして怪我をする可能性もあるでしょう。少なくとも六畳の部屋の広さが必要であり、八畳、もしくはそれ以上の広さが欲しいところです。
また入り口付近の広さも注意が必要です。車椅子が通れる広さであるかを確認して、通れない場合には玄関に一番近い部屋に置く、扉を広げるようなリフォームも必要です。
分解や移動、組み立てを自分たちでできるかを確認
そして運ぶ方法や組み立て方も十分に検討しなければなりません。基本的にはバラして運ぶことになりますが、あまり細かく張らせないものの場合には、階段を使い移動する時には階段を傷つける可能性もあります。そもそも階段のスペースが狭く通らないこともあるでしょう。
組み立てをすることができるかも重要です。自宅に運び込んでも、組み立てが出来なければ使い道がないのと一緒になってしまいます。確実に組み立てができるように、チェックをするもしくは別の方法を考える必要があります。
このように素人でもできることはできますが、このような問題がいくつかあることがわかります。
自力が難しいと思ったら専門業者に任せるのが安心
これらの問題を解決するためには、やはり介護ベッドを専門的に移動してくれる専門業者に任せるのが最適だと言えるでしょう。とは言え対応可能な業者はあまりないのが実情です。しかし介護ベッドの配送や設置などの実績がある専門業者であれば、運ぶ時の問題点も一気に解消となります。
介護ベッドは精密機器であり、実際に持ち上げようとするとわかるかもしれませんが、かなりの重さがあります。移動させる時には組み立てや分解をする場合に、多くの作業が発生します。
引越し業者でも依頼を受けないことも多く、簡単に移動ができるものではないのです。依頼をする場合には、トラブルが起きないように、慎重に業者を選ぶ必要があります。