介護ベッド・介護ベッドの分解、組み立てが必要なケースとは?
介護ベッド・電動ベッドとして販売されているベッドは、通常は完成品を購入して自宅の任意の位置に運んでもらう方法が一般的です。購入先によりますが電動式のタイプの場合はかなりの重量があるので、自宅まで配送するスタッフの方々が指示通りの場所に設置をしています。
このケースでは購入時に介護ベッド・電動ベッド本体の料金だけではなく、設置場所に運ぶ際の料金が掛かることはあります。
住んでいる住宅によって料金に差が出ることも多く、例えば戸建て住宅で1階部分に設置するならば最も低い料金で依頼できることが前提にあり、アパートなどにお住いの方で階段を何段も上って設置する際には料金は高めになることも多い傾向にあります。
搬入経路を通らないためパーツごとに分解されている
一方で介護ベッド・電動ベッドは完成品を購入してそのまま自宅に搬入をする方法だけではなく、最初からいくつものパーツに分けて分解をしていて設置場所で組み立てを行う商品も少なくはありません。
このタイプを購入して利用するケースは、そもそも完成品ではドアを通すことができなかったり、玄関ドアだけではなくベランダの窓ガラスを開けてもサイズが大きいことで搬入できない住宅が該当しています。
サイズが大きな商品でも問題なく搬入することが可能な自宅では問題はありませんが、そうではない住宅や最初から組み立て式として販売されているような介護ベッド・電動ベッドでは当然ながら現地での組み立ては必須となります。
インターネット通販を利用する場合はほぼ組み立てが必要
介護系の商品を販売する実店舗を利用する場合では、分解されているベッドか完成品のベッドから自由に選べますが、ネット通販で購入できるようなタイプでは初めから組み立て式としていることが多く、その背景には分解をして販売をすることで購入者の送料の負担額を軽減するために敢えて分解をさせているベッドも販売されています。
確かに各パーツを組み立てずにコンパクトなサイズでベッドを購入することができる通販店の場合、販売価格が安めになるメリットがあり、購入者側の負担額を減らせることをメリットにしてます。
手の器用な方であれば組み立て説明書を確認すると簡単に組み立てを行うことはできますが、電動式や可動式、横幅の広いベッドの場合では組み立てる際にかなりの時間が掛かってしまう問題や電動工具を持っていない方は手動でボルトを締め付けるには労力が必要になります。
安全面を十分に配慮した設計になる介護ベッド・電動ベッドは、工具が元々備わっている方では一応は対応することは不可能ではありませんが、電動式の場合は特にミスをしてしまうと破損の原因になる可能性があるので、最初から業者に任せた方が良いと判断できます。