介護ベッド・電動ベッドを同じ家の部屋から部屋へ移動したい方
介護ベッド・電動ベッドは、要介助認定を受けた人が利用する専用の寝具です。福祉用具の一つでもある介護ベッド・電動ベッドは、特殊寝台と呼ばれることもある道具の一つで介護が必要とされる人の負担を軽減する目的で活用されるベッドになります。
負担を減らすといった意味においては、自ら体を起こすことが困難な人が起き上がるときに立ち上がるための補助サポート機能を使って楽に起き上がることができる、電動タイプの場合であればベッドの上下移動や角度など好みのものに変えることができるため、介護を受ける被介護者のサポートだけでなく介助者の負担を減らせるメリットにも繋げることが可能です。
介護ベッド・電動ベッドは構造が複雑かつ重量がある
介護ベッド・電動ベッドは、サイドレールが取り付けてあるものや後から取り付けが可能なものなど、背部や脚部の傾斜角度の調整が可能な機能が付いている、床板高さを無段階に調整ができる機能を持つなどの特徴があります。
一般的なベッドと比べると構造そのものが複雑であること、頑丈に作られていることや多機能なベッドからも重量が重いなどの特徴を持つので簡単に移動させたいと思っていても中々難しいときも少なくありません。
家の中での移動も建物の形状によっては難しいケースがある
同じ家の中で介護ベッド・電動ベッドを移動したいときなど、家族数名で別の部屋に動かすなどは可能ではあるけれども、2階から1階など同じ家の中で移動させるときには業者に任せた方が良い、これは家の中での移動における問題を解決するためにもおすすめです。
同じ家で、真っすぐな廊下の中を別の部屋に移動させることはそれ程困難なものではないけれども、狭い廊下の中を大きくて重量がある介護ベッド・電動ベッドを移動させるのにはスムーズに動かすことができない、動かそうとすると壁や柱などに当たり移動ができないケースも出て来ます。
専門業者に依頼すればリスクを抑えて短時間で動かせる
専門業者の場合は、家の中を移動させる方法以外にも庭などの屋外を利用して移設を行うことができる、1階から2階などに持って行くときには一旦庭にベッドを出してからクレーンを使って2階のベランダから搬入するなどの作業も可能にします。
同じ家の中で動かすよりもクレーンで吊り上げ2階から搬入する、もしくは2階から1階に移すなどの方法を使えば室内の壁や柱などに傷をつけるリスクもありませんし何よりも短時間で目的の部屋まで動かすことができるわけです。
これにより、介護者も新しい部屋での生活を短時間の中で実現できるなど介護を受ける本人にも大きなメリットになるのではないでしょうか。